どうも初めまして、稲垣瑠璃香と申します。
去年の10月からフィリピン大学に留学しています。もうすぐ帰国してしまいますが、留学中のことを振り返って色々書いて行きたいと思います。
留学ブログなら留学中に書けよ、と突っ込まれそうですが、単純に今まで手が回らなかったので…。
情報弱者っぷりにはそれなりに定評があるので、既に前途多難な予感。
なぜか今写真がアップできないので、後日付け足します。それまでは文字ばっかりですがご容赦ください。こんなところで早くも情報弱者っぷりを晒します。
ちなみに、ブログタイトルに嘘はありません。髪は一時期青かったです。
髪の色の変遷については帰国後に書きます。多分いっぱい写真上げるので、ネット環境が良い日本の実家でやろうかと…。
今回はとりあえず、このあいだの土日に大学の課外授業に行ってきたのでそれを書きます。前半はそれなりに真面目にエコの話、後半はクラスメートに関する小ネタです。
コミュニティデベロップメント110の課外授業でNuevaEcijaの農場Cabiokidに行ってきました。
ここでは色々な種類の作物が育てられていて、人もその中で暮らしています。学校や簡単な病院も農場の中にあります。
Cabiokidでは、生活の全部が自然と一体!という感じです。
例えば、トイレはぼっとん式(この言葉今でも通じる…?)で、出したものは全部肥料になります。建物の材料(竹)も食べるものもほぼ自給自足。建物のつくりも、なるべく日の光を入れたり、雨が屋根を伝ってタンクに溜まるようにしたりと工夫されています。本当に「うまくできてんなーっ」て思うことが多い。
全体を通して、スタッフの人は「学生でも自分たちの環境を変えられる」というところを強調していました。「田舎だけじゃなく都会でも、自然環境に適した状況にこれから変えられるし変えなきゃいけない」とも言っていました。まあ確かにそうですよね~…。
いや、別にスタッフに喧嘩売ってるわけじゃないですよ?;;
そりゃ、都会の人が環境問題に対して出来ることは結構あると思います。スーパーの袋使う代わりにエコバック使うとか(そういえば私が今住んでるところではこないだからエコバック必須になりました)。
でも、NuevaEcijaみたいな田舎と違って、都会にはもう今自然がほとんどない。田舎だったら今ある自然を守って自然と一緒に暮らしていけるかもしれないけれど、都会にはそもそも一緒に暮らそうとする自然がもうない。だから、例えば道路のそばに街路樹を植えることはできても、田舎にあるような山を都会にいきなり出現させる、とか土台無理なわけで。
渋谷とか新宿に自然あふれる山を作ろう!とか言い出す人がいたら完全にスルーされるか生暖かい目で見られそうですね。
そうすると、都会の人が田舎の人と同じように自然と一体の生活を送るっていうのはだいぶ無理があるような…。田舎と同じレベルまで行かなくてもいいのかもしれないですけど、どのみち都会をエコな環境に変えようと思ったらそれは田舎を変えるより大分キツイ気がします。
…でもこういうこと言うと「じゃあ都会に住んでいる一人一人は無力だから何も変えられないんだ」って感じになって嫌なんですよねー;;自分が都会出身なのもあって余計に。
都会の人はどうやったらエコライフが送れるんだろうか??
と、疑問を投げて終わります。
Cabiokidのサイトリンクhttp://www.cabiokid.org/
ここまではまじめな話。ここから先はネタです。
今回の実習、私的にはすごく楽しめました^^
というのも、クラスメートがかなり面白い!!フィリピン人って大体みんなノリ良いんですけど、このクラスは特に良い気がします。
まず、課外実習なのにギター持ってきてるし。しかも誰一人突っ込まないどころか完全にそれが当たり前の感覚w
ギター自体流行っているのか、一人だけじゃなくて何人か弾いてました。
それにしても、ギターを弾くと誰でもかっこよく見えますね。クラスでどちらかというと不細工な人でも「キリッ」として見えた。モテたい方はギターを始めると良いかもしれません。
まあ、結局ギター弾いてるイケメンにはかなわないんですが。
あと面白かったのが、タガログ語と日本語の教え合い。
私はタガログ語の歌(Pagdating ng Panahonとか)を教えてもらって、私はクラスメートに日本語の歌と単語を教えました。
しかしこの、日本語の歌や単語の意味を英語で伝えるというのがなかなか曲者で、私の手には負えんわ;ということもしばしば。
以下、その一部を抜粋。(英語で言ったところも日本語にしているので、本当に日本語で言った部分は斜体にしてあります)
クラスメート「ドラえもんの歌うたって!」
私「オッケー!あんなこといいな、できたらいいな♪」
クラスメート「それってどういう意味?」
私「(「あんなこと」って英語で何だ??)……… I hope to do something(=私は何かがしたい)」
クラスメート「Really? So that Doraemon is doing
nothing now! He is lazy, hahaha^^(=そうなの?じゃあドラえもんって今は何にもしてないんだ!怠け者だなあ笑)」
ち、違う…!!
でも違いすぎてどこから訂正すればいいのかわからなかったので、結局よくわからないまま終わってしまいました。彼らは今もドラえもんを誤解しているんだろうか。
クラスメート「ドラゴンボールの歌知ってる?」
私「えっと確か…チャーラー♪ヘッチャラー♪」
クラスメート「ヘッチャラって何?」
…………。
いやいやいや、これは無茶振り過ぎるでしょ。知らんがな。
でも思いっきり期待してる目を向けられたので、私が頑張ってひねり出した英訳がこれ。
私「I’m strongest!(=俺は最強!)」
一応、最強=何が来てもへっちゃら ってことで。
はい、わかってます無理やりにもほどがあるってことは。ドラゴンボールファンの人石投げないでください。
やっぱり翻訳家とか通訳の人ってすごい。
誰かドラえもんとドラゴンボールの歌の英訳で良いのを思いついたら教えてください。
異文化交流って難しいですね、というのを今更ながらに確認したところで今日はここまで。
ではでは。
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