2013年8月10日土曜日

【ネパール旅行準備①】ラブグリーンジャパンとUpendra and friends


こんにちは。みなさんいかがお過ごしでしょうか。

私は最近昼3時起きが定着しています。ある意味規則正しい生活。

 

さて、今回はネパールの話です。9月にネパールに旅行というかボランティアみたいのをしに行くので、そのとき訪問する予定の団体の人との打ち合わせに先週行ってきました。

色々お話を聞いたあとネパール音楽のコンサートも見てきたのでそれについて書きます。ちなみに、旅行準備①と書きましたが旅行前に②を書くかは未定です。

 

201383日、ラブグリーンジャパンというNGOの事務所を友人と3人で訪れました。

ネパールで植林や有機農業などの活動を長年している団体で、事務所は大船にあります。そこで代表の相川さん、スタッフの鈴木さんと青年海外協力隊員のIさんにお会いしました。

そこで色々話していただいたんですけど、相川さんのマシンガントークがもうすごかった。まず口を挟むタイミングが無い。ちなみに女性の方がおしゃべりと言われますけど相川さんはナイスミドルな男性です。

友人曰く「面白い人を教えてくれ」と知り合いに言って紹介してもらった方らしいんで、やっぱりそう言われるだけのことはあるなと。こういう人に会いたくてあちこち訪問してるんですけどやっぱ圧倒されますね…。
というか、こういう活動してる人って前書いたフィリピン人のおばちゃんもそうですけど、その元気はどっからくるんだってぐらい元気な人多いです本当に。

 

で、相談した結果、今回私たちはマクワンプル郡のバジャラバラヒ村というところを見学させてもらうことになりました。

マクワンプル郡は大体この辺にあるらしい

 


(見ればわかりますけどこれ私の超テキトーな手書きなんで、ちゃんとした地図はグーグル検索でどうぞ)

いくつかある活動地の中からなんでバジャラバラヒ村を選んだかなんですが、ここは有機農業に加えて景観保護活動もやっているそうです。それを見に行こうってことで決めました。

ところで、景観保護っていうと、

 

  世界のフリー素材写真 http://moniquestudio.net ※アドレス間違えて貼ってたのに気づいて直しました。申し訳ないです。

↑こんな感じの大きな寺とか、重要な文化財があるとこを守ってる感じしませんか?私はそんなイメージでした。

でもこのバジャラバラヒ村は実際のところ普通の集落だそうで。日本でいう昭和の町並みみたいに、この地域の人にとってなつかしい感じがする風景らしいです。

実際の村の写真は行ってからアップしますが、気になる人はラブグリーンジャパンのHPへどうぞ。トップの写真がバジャラバラヒ村なんですが、段々畑とかもあって日本にも通じるところがあるんじゃないかと→http://www.lovegreenjapan.org/

 

ただこの景観保護活動、やっぱり一筋縄ではいかないらしく。

相川さん曰く、難しいのは自分たちの活動を住民に押し付けずに同じ目線ですすめること。それはどんな活動にも言えることですが、特に景観保護の場合は、外にいる私たちから見て素晴らしいと思う風景であっても地元の人にとってはありふれているというのがあります。なんで村の人はけっこう簡単に屋根を瓦からトタンにしてしまったりもします。

外の人間だからこそ気づく良さを、現地の人自身にわかってもらうのが大切とのこと。実際、日光東照宮なんかも外国人が見て「イイネ!」ってなって補修が進んだらしいので外からの刺激って重要です。

 

 

2時間くらい話したあとは、ラブグリーンジャパンが主催するネパール音楽のコンサートを見に行きました。

演奏するのはUpendra and friends(ウペンドラ&フレンズ)というバンドで、これがなんか凄いんですよ。全世界飛び回ってて、毎年フジロックにも出てるらしいです。

 

メンバーは本当は6人らしいですが、この日は4人でやっていました。

 




キーボードのウペンドラさん。

  




ドラムのニキータさん。

 




フルートのラマンさん。

 




バスギターのロシャンさん。

 

2時間のコンサートで、フジロックの開催地苗場にちなんだ「苗場の風」という曲や、ヒマラヤをイメージした曲などがありました。

ネパール音楽を聴くのは初めてだったんですけど、笛の音が日本のに似ている気がして懐かしい感じがしました。ヒマラヤのやつは高山らしく風が吹いて涼しい感じの曲でしたが、祭りをイメージした賑やかでハイテンポな曲もあって飽きませんでした。最後に日本の島唄が聞けたのも良かったです。

 

 
 
11個もらえるおみやげ。コースターと迷ったんですけど使わないしってことで財布にしました。

 

そんなこんなではるばる大船まで出かけた事務所訪問は無事終わったわけですが、この日聞いた話の中で印象的だったのが価値観の話です。

というのは、こういった支援活動はどうしても価値観の押しつけになってしまうのではないかということです。しかも、無理に日本の価値観を押し付けて相手が反発するという話ならまだ分かりやすいですが、そうならないように相手の考え方を尊重しようとしても、相手側が無意識に外の意見に合わせてしまう部分があるそうです。

 
例えばゴミを減らそうとして「ポイ捨ては良くない」とネパール人の言うと「そうだね」と返ってくるのですが、それは「あんな綺麗で先進的な日本という国から来た人が言ってるんだからそれが正しいんだろう」と考えただけで納得しているわけではなかったり。そうすると口では「そうだね、ポイ捨てはダメだね」と言いつつ普通にポイ捨てする、みたいなことになってしまうそうです。

 景観保護に限らず、世の中いろいろと一筋縄ではいきませんね。



 
(世界のフリー素材写真M-Studio http://moniquestudio.net)

まあそういう難しいことは置いといて、今はとりあえず来月ちゃんと行けるように準備をしていこうかと。
 

ネパールの子相手に授業するんですけど、これがけっこう大変そうなんですよね…。まずネパール語が鬼畜すぎて日常会話レベルすらかなり危うい。タガログ語の100倍くらい難しいです(アルファベットって偉大)。
終わったらブログで報告するので、乞うご期待ということで:)

 

ではでは。

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