2013年3月7日木曜日

【子供達とアクセサリー作り!!――ピリキッズ@ダエット】


こんにちは。みなさんいかがお過ごしでしょうか。

いつの間にか2月が終わってもう一週間……時が経つのは早いですね。

というか早くも月一更新できてなくてすみません。有言不実行にもほどがある。

やっぱりあんまり更新頻度とか決めずにまったりやってこうかと思います。

 

 

今回は、去年の6月にピリキッズ(PILIKIDS)という活動に参加したときの話です。

 

私の友人のE8月にスタディツアーを企画していて、私はそれを手伝っていました。今回はその下見です。

カマリネス・スル州のダエットという町で、マニラからバスで6~8時間程度のところにあります。

 

6月15日の夜にマニラを発ち、夜行バスでダエットに向かいました。

今回は夜行で行ってその日の夜また夜行で帰る弾丸ツアーです。我ながら若い。

ちなみに、フィリピンの夜行バスは冷房効きすぎで死ぬほど寒いので、乗る人は上着&靴下必須です。

 

朝になり、ダエット到着。

先に着いていたEたちの迎えをジョリビー(フィリピンで有名なファーストフード店)で待ちます。

このとき私含め5人いたのですが、みんな眠いのかちょっとテンションおかしかったですね。

暇つぶしに紙ナプキンに落書きし始めたんですが、いい感じに画伯でした。写真撮り忘れたのが悔やまれます。

 

無事迎えも来たので、街に出ました。
 
 
ダエットの大通り。このあたりはトライシクル(上にたくさん写っている乗り物)がとても多いです。

ダンスしながらの店頭販売。とてもフィリピン的です。


着いて早々お土産屋に行く私たち。

 

 

こんな感じで街を散策したあとは、早速ピリキッズの活動場所に向かいました。

 

「ピリキッズ(Pili Kids)」とは、ピリナッツという木の実を使ったアクセサリーを子供たちと一緒に作るという活動のことです。

青年海外協力隊の相馬理香さんという方が始めたもので、今では80人くらいの子供たちが参加しています。

 

ただ作って楽しいというだけでなく、アクセサリーを売って得たお金は子供たちのものになるので、家計の足しになります。

ここに来る子供たちは学校に行かずに働いていたり物乞いをしていたりする子が多いので、大きな額でなくてもアクセサリーの売上が家族に与える影響は大きいようです。

また、お昼ご飯を出したり勉強を教えたりもしているので、お金の面だけでなく健康や学業の部分もサポートしています。奨学金のプログラムもあります。

 

詳しくは、フェイスブック上にあるピリキッズのページを見てみてください。「Pili Kids」で検索かけると出てきます。写真がたくさん載っています。

旭日学園の生徒との活動に関してはこちら→http://myfuna.net/reg/press/myfuna/2012/09/01160910.html

 

 

さてさて、ピリキッズが活動している場所に到着した私たちですが、若干準備に時間がいるようで。

 

とにかくまず遊ぼう!!ということに。

 
 
子供たちめっちゃ元気。

 

 

そしていよいよアクセサリー作り!!

 

かなり幼い子から10代後半まで、多くの子供たちが参加しています。

私たちも一緒に挑戦しました。

 




で、私はこの↑上の写真のグループで教わりながら作ったんですが……

 

何コレめっちゃムズイ!!

 

もうね、デザインがどうとか以前にビーズに紐通らないよ!?

 

かなり手先に器用さが必要で、日本人はみんな苦戦してるようでした。

 
が、私は中でもダントツで不器用だったようで。



……私だけ時間内に完成できませんでしたorz

地味に凹みますね。


 アクセサリーの写真は撮り損ねてしまったので、皆さんピリキッズのページで見てみてください。

 

 

アクセサリーを作り終わったら、お待ちかねのランチタイム。

 

みんな嬉しそうです。




それにしても↑この子目力強いですね。可愛い。

フィリピン人は写真大好きなので、みんな大体キメ顔を持っているみたいです。見習いたいですね。

 

 

食事が終わるとこの日のピリキッズの活動は終わり、子供たちは帰って行きました。

 

私たちはその後、青年海外協力隊の方と色々お話をさせていただきました。

詳しい話は割愛しますが、一つ印象に残っているのが「日本人である自分がフィリピンの人達の生活にどれくらい踏み込むべきなのか、答えがまだ出ていない」というお話です。

「自分がいる村の人達は確かにお金の面では貧しいけれど、だから日本人よりも不幸せということではなくて、これまでそれなりに幸せに暮らしてきたのではないか。」

「そこに外からやってきた自分が色々と言って、押し付けるようにして彼らの生活を変えてしまうのは間違っているんじゃないか。」

実際に活動している人達であっても、「こういう活動の仕方をするべき」「自分のやっていることは正しい」という正解を持っているわけではなくて、日々考えたり悩んだりしている、というのはとても大事じゃないかと。国際協力に関わっている人はすべてを理解している超人なんかじゃないし、逆にいえば別にすごい人でなくても国際協力はできるってことなんじゃないでしょうか。

 

…なんだか私いつになく真面目なこと言ってますね。前回の記事とはえらい違いで。

高低差ありすぎて耳キーンなるわ!!

(フットボールアワー結構好きです)

 

 

 
このあと、時間が空いたので海へ。やっぱりフィリピンの海は綺麗(マニラ湾は除く)。



思えば、こういう「いかにも南国」っていう写真はこのブログ初では。一応フィリピンブログなのに(笑)。

 

このあと、協力隊の方が働いているハーフウェイホームという施設を訪問させていただきました。

性的虐待を受けた子供たちの一時保護施設で、日本とフィリピンでの虐待の違いや里親制度の違いなど、色々と考えさせられることが多かったです。

今回は書ききれませんが、またいずれ書こうと思います。

 

そうして、この時の下見は無事終了しました。

 

で、ですね。ここからは宣伝(主にオフの知り合い向け)になるのですが。

実は、このピリキッズの活動を体験できるツアーが来週の土日にあります。

正確には、金曜(15日)夜の夜行に乗り、日曜(17日)夜の夜行で帰ってきます。

参加者はフィリピンにいる日本人限定です(社会人など学生以外の方場合は、応相談です)。

 

興味があるという人で、私と既に知り合いの場合はフェイスブックなど何でもいいので連絡ください。交通費やツアースケジュールなどの詳細を送ります。

また、もしフィリピンにいる日本人の方で私と知り合いでない方の場合は、http://www.facebook.com/filippinengo このページから管理者に連絡をください(フェイスブックアカウントが必要)。
このページは私がスタッフをしているPVTという団体のもので、今度のツアーはPVT主催です。



最後がっつり宣伝になってしまいました;;

 


それにしても、子供たちはやっぱり元気でした。下見とか忘れて遊んでいた自分がいます…。
皆さんもたまには日常を離れて、子供たちに癒されてみてはどうでしょうか。(ただし体力は奪われます)



ではでは~。

よかったら投票お願いします。


 
にほんブログ村 大学生日記ブログへ
にほんブログ村
ブログランキング