2012年10月26日金曜日

髪色九変化


(2019/4/6追記)
この記事はブログタイトルにもなっているのでかなり久しぶりに読み直してみたところ、当時のイタいテンションや死語、読みづらい文体等々に耐え切れず吐きそうになったので文章を全体的に修正しました。画像もモザイクだと犯罪に巻き込まれた人のように見えるので差し替えています。文の内容は変えていません。
そもそもここに書いてある行動がもうなんというかアレなので修正したところで焼石に水なんですが……。7年前の自分はある意味凄かったんだなと。ちなみに今現在の髪は黒色です。
(追記終)

こんにちは。皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は今思いっきり風邪を引いています。そのせいかいつも以上に生活習慣が不規則です。目が覚めて夕方の6時過ぎだとさすがに驚きますね。母からは「それもう昼夜逆転の人間というより原猿類的ななにかじゃない?」とか言われる始末。 皆様も風邪にはお気を付け下さい。

それはそうと、今回は髪色の話です。
 今年の4月15日、友人とフィリピン大学の近所の美容院に行ってきました。

 理由は、髪を青く染めるためです。

 もう少し補足説明をします。
 髪を青くしようと思った理由ですが、特にこれといったものはありません。
 強いて言えば「青色が好きだから」です。
 髪に限らず、昔から服も物も気づいたら青系を選んでいました(まあこれは暖色系が似合わないのもあるかもしれませんが)。そのため、「留学が終わったらすぐに就活が始まって染める機会ないだろうからフィリピンにいる間に染めておこう」と思ったとき、真っ先に出てきた色が青だった、というだけの理由です。

それとよく言われるのですが、決してフィリピンで青い髪が流行っているわけではありません。 フィリピンの間違ったイメージが広まると困るので、これだけはお伝えしておきます。 特にこれから渡航予定の方は、髪を青くしたところでフィリピン社会に溶け込めるわけではないのでご注意ください。むしろ目立つ、というより普通に変人扱いされます。

そういうわけで美容院に行くことになりました。この時点では髪は黒です。 そして青にするために行ったわけですから、当然ながら私は青色に染まると思っていました。 しかし実際は。





緑になりました。何故だ。

美容師曰く、「今日一日で青にするのは無理だからまた来てくれ」とのこと。
「まあ、ブリーチして金色になったあと緑になったから、同じ染料でもう一回染めれば青になるかな」と思い、数日後もう一度行くことに。
我ながらお人好しですね。そんなんだからコテコテの詐欺に遭うんでしょうね。 
※詐欺に遭ったのはフィリピンじゃなくて別の国なのでご安心ください。また機会があればその話も書きます。 

そして、「今日こそ青になるから」という美容師の言葉を信じた結果がこちら。


なんでやねん。

いや、実をいうと染める前からわかってたんですよこんな感じの色になることは。だって染料がまんまこの色だったので。
だけど「染料はなんかピンク紫っぽいけどきっと何かしらの科学反応の結果青になるに違いない」と信じてたのに………。
美容師曰く、「ピンク『紫』だから少し青の要素が入ってるYO!光の加減で青にも見えるZE!」だそうで。言い訳にしてももう少しマシなのがあるだろう。

とにかくこの色は派手すぎるからなんとかしろ、と言ったところ、染めたばかりじゃ色を変えられないから、数日後もう一回来てくれと言われました。 もうこの辺でやめとけよと自分でも思いますが、さすがにこの色はどうしても許容できなかったのでもう一度行くことに。 「とにかくもっと暗い色にしろ」と言った結果がこちら。




ああ、もういいよこれで。

いや本当は全然よくないんですけど、もうこれ以上言っても青には絶対ならないし、2日後から旅行に行く予定が入っていたので諦めました。
しかも青にしろと言ったら「ここから青にするにはもう一度ブリーチしないといけない」と言われたので。
いやだからそれあんたがピンク紫に染めたからだよね?私最初っから青にしろって言ってたのに何でピンク紫にした?
さすがにこの時は張り倒そうかと思いました。

そんなわけで、髪をに染めに行ったらになるという不可思議な体験をした後、東南アジア旅行に出発しました。
※ちなみに2回目以降の料金は払ってないです流石に。一回分のブリーチとカラーの料金でやってもらいました。それでも2200ペソ(約4400円)なんでフィリピンでいうとそれなりですが。

旅行は大体3週間だったんですが、その期間に色が落ちる落ちる。シャワー浴びるたびに赤い水が流れるのはちょっとしたホラーです。
なのでその後日本に一時帰国したときはこんな感じに。



赤っぽい金髪と言ったところでしょうか。
もともと私は赤も金もあまり好きじゃないうえに似合わないので、旅行中はかなりフラストレーションが溜まってしまいました。

日本に着いたからには今度こそ青にしてやろう!という意気込みも新たに、実家のそばの美容院へ。その結果。




みごと青になりました!!

……あんまり青に見えない、という声が聞こえてきそうですね。 確かに、これだとむしろ灰色ですよね。
本当はこの時ちゃんと青になったのですが、予想以上に色落ちが早かったのでこれを撮った時にはすでに灰色っぽくなってます。残念…。

そうして、一度は青になったものの十日ほど経つと完全に灰色になってしまいました。 100%灰色のときの写真は残ってないですが、イメージとしては上の写真から青成分を抜いた感じです。
ちなみにこの時の色が一番評判悪かったです。私自身はそんなに嫌いじゃなかったんですが、赤とか金とかの方が周囲のウケは良かったです。 この後さらに色落ちが進み、気づくと白になっていました。それがこちら。


ブリーチして金色になった後に染めたのだから色落ちしたら金に戻るのでは?と思いましたが、金色に戻るのは何故か灰色と白を経由した後のようです。
実際、その後色落ちが進んだら予想通り金色になりました。



この写真をとったのはもう日本で染めてから4か月ほど経った頃なので、根元が黒いいわゆる「プリン」になってますね。
「プリンになってきたことだし、帰国前にもう一度青にしたい」と思い立ち、上の写真の数日後に再度美容院に行き、青に染めました。それがこちら。



今度はフィリピンでもちゃんとしたところに行ったので、無事一回で青に染まりました。良かった良かった。
これですよ私の望んでいた色は!!



そう、これこれ。



調子に乗って爪まで青くしてみたり。

しかし残念なことに、今現在の私の髪は青色ではありません。色落ちしてまた灰色とか金になったわけでもなく、黒染めして黒になっています。
そもそも帰国の就活が理由でフィリピン滞在中に染めていたので、これから少なくとも就活が終わるまでは普通に黒髪で過ごします。つまらない…。

ブログタイトルに偽りありになってしまいますが、この出落ち感しかないタイトルがけっこう気に入っているので使い続けようかなと思います。就活終わったらまた染めるかもしれませんし。
そのときも青にする確率が高いですが、意外と緑とか白も気に入っているのでどうなるか未定です。ただ少なくとも暖色は無い。

ちなみに今回の文章のタイトルですが、 緑→ピンク紫→赤→赤っぽい金→青→白→金(プリン)→青→黒 で9色なので「九変化」とつけました。でも灰色を入れると十色ですし逆に色落ちを除くと染めたのは6回で、もうここまで来ると何色あるのかよくわからないので好きに数えていただければと思います。 ではでは。