2013年6月2日日曜日

【ジンジャージュースやばい】(TICAD V――アフリカンフェア2013)


 
 

こんにちは。みなさんいかがお過ごしでしょうか。

前回(3)から気づいたら45月すっ飛ばして6月に入ってしまいました。時間経つの早いとかいうレベルじゃない。

というのも、就活は無事終わったんですがその後完全に燃え尽き症候群になりまして。ここ1ヶ月ほどひたすらグダグダと過ごしていたせいかと思います。

 

で、さすがにそろそろ社会復帰しようかと思い立って、今日(61)アフリカンフェア2013というものに行ってきました。今回はこの話です(もうフィリピン関係ないですね)。

 




 

今横浜ではTICADⅤ(第5回アフリカ開発会議)が行われているのですが、このアフリカンフェアはその公式イベントです。アフリカ各国のブースで展示を見たり、フードコートでアフリカ料理を食べたり、ステージで演奏を聴いたりできます。あと販売コーナーがあって、伝統工芸品だけでなくコーヒーとかエステ用品とか買えるみたいでした。(公式HP→http://www.jetro.go.jp/events/af2013/

 

たまたま予定が合ったので、留学時代の友人のE(日本人)と一緒に回りました。Eは留学中にスタディツアーを立ち上げたり今回TICAD Vの学生プロジェクトに参加したりしていて、かなりパワフルな人です。

ちなみに、今日会って開口一番の彼女のセリフは

「髪切ったね~。てかまた染めないの?」

でした。フィリピンで知り合った人は大抵これ言いますね。髪色以外なんか言うことないんかと。まあ私の自業自得なんですけど。

 

Eとは桜木町駅で待ち合わせたのですが、彼女の傍らには一人の黒人男性がいました。聞くと、ガボン出身のMさんという方で、Eとは桜木町に来るまでの電車内で知り合ったそうで。二人は出会って約30分とは思えないほど打ち解けてました。……コミュ力高すぎるだろE

このMさん、日本の企業でメガソーラー(巨大な太陽光発電)の開発等をしているらしいです。話聞いた感じ多分めちゃくちゃ偉い人なんですが、威圧感とかはなくて気さくな人でした。

 

 

会場についてMさんと分かれて、まず何か食べようという話になりフードコートへ行きました。

エコロロニョンというトーゴ料理の店に決めたのですが、私は既に家で食べてきていたので飲み物だけ頼むことに。

飲み物はライチジュースとジンジャージュースの二択。ライチジュースは多分日本のとそんなに変わらないだろうと思ったのと、ジンジャージュースの横に「トーゴでは日常的に飲まれています」という文字があったのでジンジャーに決めました。

 

これがその写真。

 



 

まあ美味しそうですね。

 

飲んでみる。

 

 

ああ確かにジンジャーの味が…っていうか。

 

ジンジャージュースってこれジンジャー効きすぎだろ!!

 

もうなんか、マズいとかじゃなくてカライ。ジュースなのに。

 

とはいえ飲めないっていうほどではなかったので、Eの助けも借りてなんとか飲みきりました。

多分暑いところで飲むともっと美味しい気がします。好きな人はハマりそうな味です。

皆さん試してみましょう。

 

 

 

その後、各国の展示ブースを見て回ることに。

 

カカオ豆@コートジボワールブース




カカオバター&シアバター@コートジボワールブース



 

 

バオバブの実@セネガルブース



写っているのは友人E()と、ブースで説明をしてくれた Iさん()です。手に持っているのがバオバブの実です。

この実、中身が食べられるというので展示してあったのをちょっとだけ食べさせてもらいました!

 

バオバブの実



※写真を撮り忘れたので、画像はwikipediaから。


見た目からするとパサパサしてて味も薄そうですが、意外に甘酸っぱくて美味しかったです。

 

 

人形@ジブチブース。



可愛いけど、ちょっと顔怖くない?

                                       

 

その後、今度は私のお腹が空いてきたのでもう一度フードコートへ。

お昼時を過ぎて人が減っていることを期待したんですがそうは上手くいきませんでした。

チュニジア料理店のL’AZUREでざくろジュースを、アフリカ東西南北各地の料理を扱っているSafari African Restaurant Barでチキンサンドを買いました。

 

ざくろジュース。



今度は普通に美味しかった。

 

チキンサンド



思ったほど味が濃くなくてあっさりとしてました。美味しい。

 

 

 

アフリカ各国ブースのある階から一つ上がったところにあるアネックスでは、サブイベントがやっていました。

ここにはEが参加していた学生プロジェクトや、UNEP(国連環境計画)といった国際機関などのブースがありました。

 

中でも印象的だったのが、コンゴAcadex小学校プロジェクトでした。

 

ブースで聞いたところによると、コンゴAcadex小学校プロジェクト(http://acadexproject.wordpress.com)は、コンゴ民主共和国に小学校を建設・運営するプロジェクトだそうです。

「運営」というのは、小学校の先生こそ現地採用ですが、カリキュラム作りの段階からメンバーが関わるとのこと。校舎建てっぱなしの援助とはかなり違うみたいです。

慶応大学の建築学部・教育学部・医学部の学生が教授と一緒にやっているもので、今年で6年目。最初3人の生徒から始めて、今では200人にもなりました。

 

この小学校の特徴として、「有料」ということがあります。つまり生徒は一定の授業料を払う必要があります。

その裏には、もちろん教材等を買う資金にあてるためというのもありますが、「質の高い教育を提供したい」そして「お金を払ってでも教育を受けることを自分で選択して欲しい」という意図があるそうです。

確かに、トイレや蚊帳などの場合でも無償でもらったものは使わずにそのままということも多いと聞きます。もらった側がその大切さを知らなかったり、納得していなかったりするからです。そう考えると「自分で選択する」というのは大切なことに思えます。

ただ、やっぱり有料にすると問題もあるそうです。お金があって学校に行ける子とそうでない子の差を、説明してくれた人自身も感じているということでした。

 

加えて、その人は持続させていくことの重要性についても話してくれました。

あげっぱなし、やりっぱなしの援助ではなくて、相手がいずれ自分たちだけで出来るようにしなければ意味がない。「魚を与えるのではなく魚の取り方を教える」のが大切だというのがプロジェクトを始めた人の考え方だそうです。
 
例えば、この小学校で以前チョーク作りのワークショップをやったそうです。学生が日本でチョークの作り方を学び、それをコンゴの子供たちと一緒にやって覚えてもらう。チョークは石灰と水さえあれば簡単に作れるらしくて、それを覚えた子供たちはもうチョークを援助してもらう必要がなくなりました。

 

この話をしてくれた人は、それでも持続させていくことにはたくさんの難しさがあると言っていました。

ですが、私はやっぱり「こういう活動がある限りだんだん状況は良くなっていきそう」と感じてます。

このプロジェクトは目指す未来のカタチがはっきりしていて、その方法も具体的でとても着実な印象を受けました(といってもちょっと話を聞いただけですが、というかこの書き方なんか上から目線に見えますね。そんな意図はないんですが…)。

 

私が何か活動を起こしたり関わったりするときもこんな風にやれたらいいな、と思います。

 

 



※画像はコンゴ民主共和国のサロンガ国立公園(フリー壁紙 http://www.wallpaperlink.com/bin/0707/03618.html)

 

 

ここに挙げた以外にも見て回ったんですが、キリがなくなっちゃうので割愛。私たちは12時に着いて4時くらいまでいましたが、多分居ようと思えば開場から閉場まで時間つぶせるんじゃないかっていうくらいブースも多いし色々とイベントもやっていました。

 

今回色んな国の展示を見たわけですが、やっぱり展示を見ると実物も見たくなるもので。大学生のあいだにアフリカも行ってみたくなりました。でも南米(特にボリビア)も行きたいし…フィリピンにももう一回行きたいし…なのに今参加申請してるプログラムはネパールっていう。行きたい場所多すぎて困る。

 

困る、と言っておきながら矛盾しますが、皆さんの行ってみたい国とかオススメの国・地域があったらぜひ教えて欲しいです!色んな話を聞いて決めたいなと思うので、よろしくお願いしますm(_ _)m

 

ではでは~。


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