2019年1月6日日曜日

あけましておめでとうございます【ブログ再開します】

皆様大変お久しぶりです&あけましておめでとうございます。いかがお過ごしでしょうか。

前回投稿からもう4年以上も経っている、という事実に自分で驚愕しています。時の流れ怖……。
当時私は某証券会社に勤めていましたが転職し、今は某NGOに入って主に緊急人道支援をしています。
緊急人道支援というのは、自然災害や紛争などの緊急事態が起こった時に被災者に対してサポートをする活動のことを言います。例えば地震や津波の被災者へ物資を配る/仮設住宅を建てる、難民キャンプで診療所を運営する/井戸を掘るなど色々あります。

それでこの緊急人道支援業界ですが、1年半ほど働いて感じているのは人不足すぎる!!なんなんだマジで!ということですね。

なんかこう書くと「すごいブラックってこと?」と思われそうですがそういうわけではないです。むしろ逆で、休日・有給ありますし社会保障もついていて、給与もまあ高くはないですが低すぎることもないです。
※NGOというと無償で働いているイメージを持つ方が多いですが、私は有給スタッフとして働いています。今ググったところ私の現在の給与は同年代の平均年収をやや下回るくらいのようです(給与額はかなりケースバイケースだと思うので、あくまでも私の場合はという話)。

ブラックじゃないなら何故そんなに人が足りないのかというと、一つにはとにかく知られてなさすぎるというのがあります。てかもう情報なさすぎ。転職活動するとき普通に困ったわ。
これはうちの団体がというだけでなく人道支援業界全般に関して、そもそも何をやっているのか、どういう働き方をしているのかという情報が業界の外にいると全然入ってこない。
その結果、もともと強い関心のあるごく限られた人々が大半を占め、特に営利企業からの転職者が少ない、というような状況になってしまっていると感じます。

ブログを再開したのは、この状況を変えたい、というより変えないとヤバいというのが一番の理由です。周りから話を聞く限りこれでも以前よりは人も増えて業界の認知度も上がってきているようですが、正直全然足りてないです。
それに、こんなに魅力的な仕事がこんなに知られてないのはあまりにも勿体ない。ブラック企業の話とかを聞くたび「そんなクソみたいな会社で消耗するくらいだったら一緒に働かない?」と思います。まあそれは極端としても、国際協力やNGOで働くということが特別じゃない普通の選択肢の一つになったら良いなと。

そういうわけで、国際協力業界で働くことに多少なり関心がある人向けに、今の仕事の内容やキャリアのことなんかをこのブログで書いていこうかと考えてますが、もちろんそれ以外の方にも読んでいただければ幸いです。
それと、もし国際協力の関係者の方で読んでくださっている方がいれば、ぜひアドバイス・ご指摘をいただきたいです。私自身まだ全然詳しくなくて間違ったことを書くかもしれませんし、これから勉強していかないといけないと思っているので、よろしくお願いします。

さて、本当はここから「営利企業での経験が今の仕事にどう役立っているか」という話を書こうと思ったのですが、ちょっと文字数が多くなってしまったので次回に回そうと思います。なんだかブログ再開するよ!という宣言だけになってしまいましたが……。とりあえず、国際協力業界は魅力的なわりに人不足(だから狙い目かも?)というのが今回の主旨です。具体的にどう魅力的なのか、も追々書いていこうかと。

最後に、内容とは関係ないですが今私が担当しているインドネシア事業の事業地で撮った写真です。リンジャニ山という、富士山と同じくらいの高さがある火山です。朝焼けに染まるリンジャニ山は絶景です。



それではまた。

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